ギリシャ露天商気質

今ギリシャは、国家的規模の経済破綻の瀬戸際に立たされています。

原因は様々あるのでしょうが、なかなかしたたかな国ですから、どこかに再生への道筋を見つけると考えています。

ご存知のように、この国は、今から遡ること、6000年以上前には、文化、政治、経済の中心地でした。

特にギリシャ哲学では、人間の生きる価値とはという根源的な命題を初めて取り上げた哲学発祥の地です。

また建築技術も高度に発達し、今もアクロポリスの丘にそびえるパルテノン神殿を始め、様々な様式の大理石建築にその実証を見ることができます。

神殿の麓にはきっと数千年前からあったであろう狭い路地と猥雑な住宅街が密集しています。

その道端では多くの露天商が、半分壊れかかったようなワゴンに怪しげな遺跡から掘り出されたと語る発掘品や安物の土産物を観光客の目の前に差し出して、売りつけています。

まったく礼儀知らずとも思えるその商法も今に始まったことではないわけですから、ギリシャルールと考えてやり過ごすしかありません。

買わないからいらないと言ってもダメです。

対応してくれたことに突っ込んで、さらに大きな声で怪しげな商品を押し付けてくるので、買う気がなければ無視することが一番です。

しかし、改めて彼らの顔を眺めてみると、彫りの深い哲学者と見間違えるような顔立ちには、世界の知を生み出した、かつてのギリシャ人のDNAを感じざるをえません。

もし彼らと、大学の文学部ですれ違ったとしたら、思わず教授と見間違えて、会釈をしてしまいそうな素敵な顔を持っています。

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